ロサンゼルスで映画プロデューサー修行中!元フリーアナウンサーのYukoがLAから生の情報をお届け! 映画の話題はもちろん☆カリフォルニアワインや競馬の話もだよ☆ 
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ヒトラー最後の12日間
とうとう見てきました。ずっと気になっていた作品。

ヒトラー
    ヒトラー最後の12日間




明るい映画ではないことは勿論分かって見ましたが、見終わった後は何とも言えない… 
漬物石をお腹と頭にのせられた感じになりました(分かるかなぁこの感覚)

感想を書くのもためらってしまうほどでした。
(はるうさぎさん、遅くなってごめんなさいね)

長くなってしまったので続きは↓「続きを読む」をクリックしてください!


内容はタイトルから想像できる通り、ヒトラーが崩壊するまでの最後の日々を、直属の秘書が戦後はじめて告白した実話です。

映画だから多少誇張している所もあるでしょうが、でも誰が悪い、とか誰が正しいとか、そう言う事ではなく事実を(ヒトラーサイドから見た事実を)描こうとしています。

敗戦が近くなり、精神的にどんどん追い詰められるヒトラー。
悪魔のような非情な顔を描きつつも、秘書や家族に見せる優しい顔もこの映画では描かれています。
こんな風にヒトラーを人間として正面から扱い、描く映画はこれが初めてだったので、かなり世界中で物議を呼びました。
そりゃそうだろうな…と思います。

なんと言ったらいいのか… この映画をみて思ったのは「ヒトラーも人間なんだ」と言う事。
そして悪魔ではなく、「人間」があんな悲惨な事をしたという恐怖。
その周りにいると悪を悪とは思えなくなってしまうという怖さ。
戦争極限状態で人は他人だけでなく、自分の命の重さも忘れてしまう悲しさ、etc。

そしてこの映画で私が何より悲しかったのは親が子供を殺すシーンです。
ヒトラーの自殺後、ヒトラーに忠実だった宣伝大臣ゲッベルスと彼の夫人は自分の子供達6人を薬で眠らせ、眠っている間に毒薬をかませて殺します。
(父は見ているだけで行動しているのは母親です)
その理由は「非ナチズムの世界でこの子達を育てたくない」から。
そして間もなく自分達も銃で自殺します。

私から見たら狂っているとしか思えない母の行動。
でも当時、その場で生きていた人達にとってはナチズムが唯一のよりどころで、それがなかったら生きてはいけないほどのものだったのでしょう。
大切な子供6人を自分の手で殺してしまうほど。

母親は自分が狂っているなんて思ってもいなかったのでしょう。
それが子供達にとって幸せ、そう思っての行動なんでしょう。

一生かかっても私には理解できない、というか理解したくない行動ですが、
母親がそんな風になってしまう事がある、それがとっても怖く悲しいです。

ちょっと思ったのは、どうしてこの映画をドイツは作ったんだろう?
ドイツの人々はこの作品を見てどう思っているんだろう?
ドイツではなく、他国がこれを作ったら、きっと又違う描き方なんだろうな。
という事です。

もし見た人いたら是非感想教えてください。
色々な意味で、あまり後味のいいものではないですね。
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この記事へのコメント
桜井さんこんばんは!
そして、もったいなくもわたくしあてにメッセージが!?
嬉しー!

感想、じっくりかみしめて読みました。
私はこの映画をみていませんが、桜井さんの文章を読んだだけで、涙がでそうでした。
特に母親が子供を殺すというところで・・・。

歴史を学んだとき、ヒトラーはもちろん酷いことをしたけれど、その彼を支持した人が大勢いたんだという事実がさらに恐ろしかったのを覚えています。

漬物石をお腹と頭に・・・というの、とてもよくわかります。
この映画、見るのはちょっと勇気がいりそうですね・・・。
はるうさぎ[URL] 2005/09/17(土) 07:40 [EDIT]
v-530はるうさぎさん
丁寧なお返事ありがとうございます。
約3時間の長い映画。 でも飽きることなく
最後まで見られたので、ある意味傑作なんですけれどね。
機会があったら是非見てみてください!
次は明るいの見に行こう~と思ってます。v-10
Yuko[URL] 2005/09/18(日) 07:19 [EDIT]
はじめましてm(_ _)m

この映画はまだ見ていませんが
僕もこの映画について今日ブログ内に
書きました。

世界のメディアでは賛否両論あるようですが
自国で行われた惨事を描く事に意味が
あるのではないでしょうか?

桜井さんにお伺いするのはお門違いかも
知れませんが、戦後60年色々な番組が
ありましたが被害者としての番組だけでなく
加害者としての番組は作れなかったのでしょうか?

歴史教科書問題にもなっている
東アジアで行ってきた事について
(南京大虐殺・731部隊)
僕を含めて大勢の人たちが『事実』
を知らないと思います。

この映画のようにいつか日本でも
このような映画が出来ればと思っています。

色々な事を書いてすいませんm(_ _)m




ORIS[URL] 2005/09/24(土) 01:34 [EDIT]
ORISさん
コメントありがとうございます。

加害者側の作品ですが、あまりないですよね。

加害者側の作品を作る、しかも大きな規模の作品として、これは凄く勇気がいる事なんでしょうね。
日本でもそういう作品が、早く作られたらいいのに、確かにそう思います。

アメリカ留学中、日本の授業では習わなかった、他国の友人達から聞いて初めて知った「日本の歴史」が色々あります。その時、自国を知らない自分が恥ずかしかった事を覚えています。

このヒトラーの作品も、アメリカなどではなく、ドイツが作った事に意味があると思います。

何年か前に亡くなりましたが、レニーというドイツの女性監督がいました。彼女はヒトラー時代のドイツで行われたオリンピックのドキュメンタリーを撮ったり、ヒトラーのパレードを撮ったりしていたのですが、ご存知かしら??
ヒトラーのプロパガンダ的映像、ヒトラーを英雄化している作品として、ヒトラーに魂を売った女、として世界中の大論争の的になった監督でもあります。
ただ彼女の才能は素晴らしく、映像としては誰もが認める程の実力なんです。天才と言われていました。
でも先の理由から、彼女の話題はタブーで褒める事も許されない時期がありました。

レニー自身は「私は当時無知だった。ヒトラーがどういう人間なのかわからなかった。でも映画が作りたくて、それをサポートしてくれたのがヒトラーだったから作っただけだ」と主張していました。 私は同じ女性としてレニーに凄く興味を持って、色々本を読んだり、調べた時期がありました。

大学で彼女の作品を初めて見たのですが、その時は色々考えさせられました。
ドイツの人達がどんな思いだったのか、どうしてあそこまでヒトラーが英雄とみなされていたのか・・・ その良し悪しは勿論別ですが。
これはある意味加害者側の作品、かな・・・
戦争!というテーマではないですが。
参考までに。

長くなってしまってごめんなさい。
また是非映画を見たら感想教えてください。


Yuko[URL] 2005/09/24(土) 04:18 [EDIT]
お返事ありがとう御座います。

しかもお忙しい最中こんなに早く
立派なお返事がいただけるなんて・・・。

レニーのオリンピックドキュメンターリー
音声が無く後から録音したものでしたっけ?

僕は妻が中国人で仕事でも中国に行く関係で
食事をした人たちに歴史の事、常任理事国入り
の事など話をした中で東アジアの関係について
時々考えさせられる事があり前回の様なコメントを書いてしまいました。

お仕事大変だと思いますがテレビの前で
応援しています。
ORIS[URL] 2005/09/24(土) 04:40 [EDIT]

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